全喫飲連×MOTTAINAI






Wangari Muta Maathai
ワンガリ・マータイ
1977年:植林活動「グリーンベルト運動」を開始。
2003年:ケニア環境副大臣に就任。
2004年:環境分野で初めて、アフリカ女性としても初めて、ノーベル平和賞を受賞。
2005年:毎日新聞の招へいにより来日。 MOTTAINAIキャンペーンを開始。
2009年:多くの日本人にMOTTAINAI精神を広めた功績を評価され、「旭日大綬章」を受章。
2009年:国連平和大使に就任。
2011年:9月、ケニア・ナイロビの病院で死去。
ケニア人女性、元環境副大臣のワンガリ・マータイさん(1940~2011)は2004年、Reduce(ゴミ削減),
Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という「環境3R活動」を展開する中で、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞しました。
2005年に毎日新聞社の招きで初来日した際、当時の東京本社編集局長とのインタビューで「もったいない」という言葉に出会い、
「私の活動のすべてを表現できるうえに、さらにもう1つのRである“リスペクト(Respect)”が込められている言葉だ」と感銘を受けます。
環境 3R + Respect = もったいない
環境活動の3Rをたった一言で表せるだけでなく、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉。
マータイさんはこの美しい日本語、「MOTTAINAI」を世界共通語として広めることを提唱しました。
毎日新聞社は2005年からマータイさんの思いに共鳴し、MOTTAINAIキャンペーンをスタート

♦グリーンベルト運動
マータイさんが、1977年から非政府組織(NGO)として始めた植林運動。
これまでにケニアをはじめとするアフリカ大陸全土で5,100万本を超える木を植えており、植林の参加者は女性を中心にのべ10万人。
環境保全にとどまらず、植林を通じて貧困からの脱却、女性の地位向上、ケニア・アフリカ社会の民主化に大きく貢献しています。
賛同してくださる皆様とともに、さまざまな活動を展開してきました。
そして今、SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まる中、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す日本発の活動として、再び注目されています。
キャンペーンではマータイさんが創設したケニアの植林活動「グリーンベルト運動」を応援する為の募金活動を行い、集まった寄付金を定期的に送金し続けています。
マータイさんが2011年に亡くなった後も毎日新聞社が引き継いできた活動も2023年で19年目。
これからも皆様と連携しながら「MOTTAINAI」の気持ちを育てます。
MOTTAINAIキャンペーンの主な活動
地球環境に負荷をかけないライフスタイルを広め、循環型社会の構築と持続可能な社会の実現を目指して、主に以下の4つの活動を行っています。
グリーンベルト運動への寄付
賛同してくださった企業からの協賛をはじめ、オリジナル商品、フリーマーケットなどの収益金の一部、集まった募金を「グリーンベルト運動」に寄付しています。

2022年度12月末現在、ケニア植樹活動への寄付は、累計で1億5400万円を突破しています。
寄付金合計(累計)
総額 154,033,220円
(2022年12月末現在)
※一般寄付も含む
<MOTTAINAI GREENPROJECT>
2009年、マータイさんの故郷・ケニア中部のキエニ地区、面積約1,300平方km(東京都の面積の約1.5倍)の中で、MOTTAINAIキャンペーンからの寄付のみで支援するプロジェクト「MOTTAINAI GREEN PROJECT」が始動しました。
すでに、当初予定を上回る約400万本の植林を実施。育樹や現地住民のワークショップにも取り組んでいます。

